アン・シブーストお願いします
今日は伊勢丹新宿店のラ・ターブル・エディアール(LA TABLED'HEDIARD)でおやつしたんです。
このエディアールって、フランスにパイナップルを最初に輸入したとか、顧客リストにはヘミングウェイとかピカソなどが名を連ねているという、150年の歴史を持つフランスの高級食料品店なんですよね。
でも、一人でも楽しめる気軽なビストロフレンチということで、そんなに高くないのがありがたいです。
注文したのは「シブースト(chiboust)」。パイ生地にリンゴと、カスタードとメレンゲを合わせたクリームを重ねて、表面を焦がしたカラメルで覆った洋菓子です。
お菓子の名前は19世紀にこのクリームを考案した、パリのサントノーレ通りにあった店のパティシエの名が由来だそう。
美味しいんだけど僕にはちょっと甘さが強すぎて、紅茶が進くん。もちろん、紅茶はいい香りで美味しかったですよ。
それで、ちょっと面白かったのが、オーダー入れるとき「アン・シブーストお願いしまーす」って。
「アン・シブースト シル・ヴ・プレ(S'il vous plait)」じゃないんですよ。